正岡子規祭2019「笑う子規」イラストコンクール

朝日ヶ丘高等学園 教務課です。
松山市にある「坂の上の雲ミュージアム」で先日行われました、『正岡子規祭2019『笑う子規』イラストコンクール』に参加いたしました。



正岡子規の誕生日(旧暦9月17日)を記念して開催された正岡子規祭2019。
明治時代に子規が描いたデザインから現代のデザインにつながるイラストレーションの魅力について、
ゲストにイラストレーターの南伸坊さん、クリエイティヴ・ディレクターの榎本了壱さんをお迎えしてのトークセッションと、
「笑う子規」をテーマに募集したイラストコンクール優秀作品の発表と表彰式が行われました。


こちらのイラストは今回のゲスト、南伸坊さんの作品です。
病いに臥せつつ執筆した『病牀六尺』。
この作品は少しの感傷も暗い影もなく、死に臨んだ自身の肉体と精神を客観視し写生した優れた人生記録として有名な作品ですが、このイラストの子規には様々な情景を感じさせられる味わい深い作品ですよね。

これこそが一流の仕事なのだと思います。

朝日ヶ丘高等学園の生徒達には、本・絵やイラスト、CG・音楽など様々な分野に興味を持ち、将来は、その分野に進みたいと考える生徒達も多いのですが、一流に触れ、感性を磨く絶好の機会となりました。



イラストレーターの南伸坊先生とクリエイティヴ・ディレクターの榎本了壱さんのトークセッションは超満員!子規の作品から現代アート、デザインへの遍歴を様々な時代・視点からわかりやすく解説してくれます。
ユーモアもあり非常に楽しいトークセッションは大変参考になり、勉強になりました。

後半は、「笑う子規」イラストコンクールのエントリー作品から受賞作品と表彰式が行われました。


県下の高校、専門学校から多くの作品が集まり、展示されています。
朝日ヶ丘高等学園からも数点出品されていますが、果たして結果はいかに…



朝日ヶ丘からは2年の山本さんが、なんと栄えあるクリエイティヴ・ディレクターの榎本了壱さんの「榎本了壱賞」を受賞いたしました!

両巨匠、関係者の皆様、本当に有難うございました。
この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

「坂の上の雲ミュージアム」では、このような様々な斬新なイベントが各種開催されています。芸術の秋!皆さんも是非イベント情報などをチェックされ、足を運ばれてみてはいかがでしょうか?