令和四年度卒業証書授与式を挙行いたしました。

令和4年度の卒業証書授与式が、松山市民会館小ホールにて執り行われました。

鹿島朝日高等学校朝日ヶ丘高等学園キャンパスの3年生が卒業し、それぞれが新しい道へ歩み出す日です。
朝日ヶ丘に入学した日も、朝日ヶ丘を選んだ理由も、背負っていたものも違う皆が、朝日ヶ丘で出会い、同じ学校の仲間として同じ時間を過ごし、巣立つことを心から嬉しく誇らしく思います。
そして、これまで生徒たちが悩み、苦しみ、涙する姿をいつもすぐ近くで見てこられた保護者の皆様、生徒たち以上に辛く胸を痛められたことも、たくさんあったことと思います。ですが、どんな時も生徒に寄り添い、支え、そして、高校卒業のために私共に預けていただけたこと、本当に感謝しております。この場を借りて改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。

我が朝日ヶ丘高等学園の卒業証書授与式は、一言で言うとお祭りです!カウントダウンの後、一人ずつ名前を呼ばれ、舞台袖から登場します。
いつの間にかスーツが似合うようになり、堂々を登場してくる3年生の姿に、生徒それぞれの今日に至るまでの道のりを考えるて既に感動…。
卒業式の終盤では、これまでの学校生活をまとめた映像を流します。普段の学校生活や様々なイベントの写真や動画、そこには見慣れた、でも高校生としては最後の、素敵な笑顔がたくさんありました。
退場の時には、卒業生が一人ずつ、挨拶をします。感極まってしまう生徒もたくさんいましたが、皆の思いは、ちゃんと会場にいた全員に伝わりました。
そして、卒業式が終わった後、卒業生たちから、職員にお花と色紙がプレゼントされるというサプライズ!!皆、そんなことができるようになったのね…嬉しいやら寂しいやら。

卒業生や保護者の方々、先生たちだけでなく、後輩まで涙涙の朝日ヶ丘らしい卒業式でした。

皆、これからも、乗り越えないといけない壁にぶち当たることが今まで以上にたくさんあると思います。それでもその壁を乗り越え、時には壊し、不格好ながらも一歩踏み出すことを恐れないで下さい。後ろを振り返れば支え見守ってくれる家族がいて、隣を見れば一緒に歩んでくれる友がいます。
皆の存在に先生は随分助けられました。皆と一緒に笑ったり、怒ったり、泣いたりした日々は先生の宝物です。皆がこれからの人生、どんなにしんどいことがあっても強い心で歩んでいけることだけを心から願っています。そして、本日卒業式を迎えた皆を、先生は誇りを持って送り出します。

改めて、三年生の皆さん、保護者の皆様、ご卒業おめでとうございます。

日々過ごす中で、終わりを意識することがない普段の日常も、3年間でこうして終わりがきます。終わりがきた時に、その日々がどれだけかけがえのないものだったのかを実感します。生徒たちと過ごす一日一日を大事にしたいと、心新たに来年度を迎えたいと思います。

在校生の皆、卒業式の準備、大変だったと思います!
皆のお陰で本当にいい卒業式でした。
ありがとう、お疲れ様でした!